祝日なのに今日は救急当番。朝から患者き続けていて、ようやく13時過ぎにひと段落。
救急にはナマポの方やプシの方がかなり多い。そういった方達への対応も医師として大切。
救急の初期対応は主に研修医がやる。なかなか楽しい。医者してるなあ、って感じ。
もうすぐで2年間に渡る研修が終わるが、本当に給料が安い。 一応研修医の基本給与は厚生労働省で目安を決められているのだが、それよりはるかに低い。その代わり関西でもかなり大きな病院で症例も豊富だから給料は我慢しろ、という病院の方針なのだ。
学生の頃は「給料が少なくてもいい。豊富な症例で医者としてのスキルアップを!」と燃えていたが、働いてみると低賃金では愚痴しか出てこない。好きなゴルフも我慢しなければいけない。病院変わるしもうここの病院とは一生関係を持たない(系列大学が違う)ので、3月は有給全て使って休む予定。ちなみに医者なのに薬剤師の嫁より低い給料で過ごしてきた(笑)人生の選択ミスだな・・・患者持たされてもほとんど上の医師がやるし。ほんとイヤな2年間だった。
4月から母校の耳鼻咽喉科で働くことになり、今日はその研究発表会と新年会だった。優しい先輩ばかりでほんとよかった。4月から足をひっぱらないように勉強がんばろう!
今月1ヶ月間は豊岡市で地域医療研修。いま到着したところだが、駅周辺はまあまあ栄えている。しかし途中までは・・・(笑)1ヶ月間、まあまあ頑張ろう!
忙しい科は全て終わりこの先3月までは比較的穏やかなローテートが続く。
来年からデビューする科の勉強はコツコツ少しずつ続けていき、不安のない状態にしておきたい。臨床において体で覚えることは多々あるけれど、それには知識の裏付けも大切。また、「この疾患やオペの際にはこの処置や指示」という風にパターンを身につけておくことも大切。
さっきコツコツ勉強すると言ったけど、これがなかなか大変。仕事で疲れた後にしなきゃいけないからなあ。だから30分だけ机に向かうようにしている。といってもさぼってしまう日も多々・・・
いま当直明けで病院近くのモスバーガーでメシを食いながら記事を書いている。
昨日の19時から今朝の10時まで患者が来続けて一睡もできなかった。ここまで忙しかったのは久しぶり。入院もかなりさせた。
かなり疲れたが達成感も半端ない。医者の醍醐味の一つ。
おれが進もうとしている科の研修が今月で3ヶ月目。あと平日9回いけば終了。
めちゃ怒られてほんとしんどかったけど、パワハラとかではないので矯正点として受け入れるしかない(笑)そしてフィナーレとして来週15時間のオペがある・・・やるしかないなあ。
そして来月から2ヶ月間は小児科。
頑張ろう。
いま志望科である耳鼻咽喉科をローテートしている。5月〜9月までの5ヶ月間選択した。
耳・鼻・喉を診るため、勉強する範囲がかなり広くて何からやっていいかわからなくなる。
しかし毎日症例を診させてもらってるので、該当範囲をコツコツやるしかない。
いまさら気付くなんて遅すぎるのだが、仕事を終えてから勉強できる時間なんてせいぜいよくて3時間くらい。
大体1時間くらいかなあ。
なのでこまめに空いた時間を利用してやるしかない。
そして本を読んでるだけではまったく頭に入ってこないので、結納の際に嫁さんからもらったMacBook Proを利用している。
毎日30分でもいいから勉強しよう。
医者になると学生時代とは違ってプレゼンテーションの機会がグンと増える。毎日患者さんの状態をカンファレンスや上級医に報告しなければいけない。
おれは上手くない部類なので色々と注意点がある。
・一つにまとめれるものはまとめる。
例:BUN、Cre上昇、尿酸値上昇・・・
→腎機能悪化と高尿酸血症。
・メインテーマとサブテーマを分ける。サブテーマは最後でいい。
・提供する情報は話す際に足りなくてもいい。聞き手が混乱しないことが大切。抜けたところは質問された時でいい。発表中に決して遡るな。
以上がマジで大切。
今月から腎臓内科をローテートしているが、実にまったりとしていて天国だ。
まったりといって何もしないわけではなく、担当患者を当てられてオーベン(指導医)と共に診ていく。
ただし注意点として治療方針は指導医がどんどん決めていくので、なぜその治療方針となったのか等の疑問点を自ら質問していかないと取り残されていってしまう。
ただし質問する際には-これはどの科でも当たり前だが-ある程度自分で事前に調べていきそれでも分からなければ聞くということが上司へのマナー。
研修医は病院からかなり守られている。研修医単独で治療方針を決めてもいいことはほとんどない。
これは安心に2年間研修できるメリットであるが、裏を返せば主体性を持たないと何も残らなくなってしまう。
話がそれてしまったが、今の科は多忙といわけではないので、勉強する時間があり非常に充実している。
去年の6〜12月は忙しいしつまらないし科の雰囲気も微妙で毎日が無味乾燥で勉強する気もおこならなかったが、ようやく楽しめるようになってきた。
とかっこいいこといってるが、勉強時間自体は2時間程度(笑)良くても3〜4時間。
大したことないなあ〜
いま回ってる科の指導医の先生は、大阪なら誰もが知っている巨大病院グループの跡取り息子だ。戦前から続く医者家系であり、2.3年後には勤務医をやめて実家に4代目として戻るそうだ。
おれの家はそこまですごくはないけれど、医者3代目であり、自分で言うのもなんだがなかなか頑張ってるなあと思っている。
指導医は幼少の頃から周りに「おまえが跡取りだ。医者になるのが当たり前だ。」と言われ続けた結果、何度も親と衝突し家出も繰り返したらしい。じゃあなぜ医者になったのかと尋ねると
「色々進路あるけど、親の引いたレールに乗るのはアリやからな。それが安泰やし親孝行やで。」と。
医者家系じゃない医者に同じセリフを言われるよりも、代々続く医者家系の先生に言われると心に響く。
やっぱり耳鼻咽喉科なのかなあ。
少しおそすぎますが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
11,12月の怒涛の外科ローテートが終わり今月は一転してマイルドな腎臓高血圧内科。
午前1〜2時間ほど透析の手伝いをして、午後はほぼフリーという楽さ。
担当患者を割り当てられるが、上の先生が治療方針を決めていてオーダーもいれるのでやることがほとんどない(笑)
このままだとなにも成長しないので空き時間は勉強。または患者を見にいって色々と話を聴くようにする。
1〜4月までは楽な科しかないので天国だ(笑)
今日は朝8時45分から23時過ぎまでオペ。膵癌のオペ。
疲れた・・・
こんな生活一生はむり。趣味も家庭もあったもんじゃない。
毎日朝8時に行き夜9時過ぎまで働いてます。
疲れた・・・
一気にあれもこれも伝えようとしてはいけない。
順を追って丁寧に。
そうでないと何を言ってるか伝わらないし、信頼関係が結べない。
今月から外科を回っている。
乳腺外科という主に乳癌を扱ってオペをする科なんだが、医師2名しかいないのだ。
だから病棟管理や雑務系は全て研修医の俺に任されている。
これがほんとやり甲斐があって楽しい!
病棟でなにかあったらまず俺に電話がかかってくるし、オペもめちゃめちゃ手伝わせてくれる。
研修医だからここまでという線引きはせずに、一人前の医師として扱ってくれるのだ。
これまで回った科はそんなことなかった。
全部上の医師がやってしまうのだ。
俺が仕事のモチベーションを上げれなかったのは、自分でやらせてもらえないからだったんだろう。
明日もオペ!積極的にいこう!!
今月一杯で非人間的生活ともおさらば。
毎日毎日朝7時出勤で早くても21時に勤務終了する生活。予定オペ以外にも緊急がバンバンきて、夜中0時を回る日もしばしば。しかも翌日も通常勤務。
趣味とか絶対にできない生活。たとえできたとしてもスズメの涙猫の額ほどの時間でなにができるのか。
こういう勤務体制でも上級医は何年間もこなしている。
おれにはむりだなあ・・・
今月から救急をローテートしている。ほんも激務で昨日は朝8時半から翌朝5時まで働いた。理由は外傷による緊急オペ。こんな生活してたらしんでしまう。今月いっぱいの我慢だからなんとか気を強く持っていこう。
ゴルフができるのって幸せなんだなあ・・・
4.5.6月と朝7時から19時〜21時くらいまで働いて手取り18万。うちの病院はこき使いすぎ。金が全てとは言わないが・・・来月から超勤と当直代がようやく入るが本当きつい。
上の先生たちも毎日22時過ぎまではたらいてるのに月収50万いくかいかないかくらい。残ってその給料でやってる先生たちはマジで尊敬する。
おれはどうしようか・・・
今月から麻酔科をローテートしている。2週間経ったけどいまだに挿管が一通りできないことにショック・・・しかし昨日ついてくれたオーベンが喉頭展開の仕方について非常に分かりやすく指導してくれたので、今度はできる気がする。
実際に麻酔科で働いてみると、術中における患者さんの全身管理を担っている責任の重大さを身に染みて分かる。
術前・術中・術後においてオペレーターと患者さんが安全にオペをする&受けることができるためには麻酔科医はなくてはならない存在だ。
俺自身将来は耳鼻咽喉科という外科系に進むので、麻酔科に触れることが本当に大切。
・何時に終わるか分からない。朝は7時にいって採血。ちなみに本日は7時〜20時半勤務。サービス残業。
・日曜日以外は全て行かねばならない。GWも毎日行った。
・丁寧に診察しないと患者さんの命を奪ってしまう。
・いつ訴えられるかわからない。研修医といえど関係ない。
まだ1ヶ月だけどほんま辛くてしんどいです。
カルテを書くことは医者の大切な仕事。うちは電子カルテなのでタイピング速いと有利なのだが俺はイマイチ(笑)
カルテとは
主訴、現病歴、身体所見、血液検査所見、画像所見ときて最後にアセスメントがくる。
このアセスメントこそが医者しかできない最大の仕事だ。
その患者さんを治癒するためにどんなことをしていけばいいのか、鑑別診断はなにかなどを考えて書くのだが、これがなかなかまだできない。知識が足りないのもあるが考え方のコツみたいなのも足りないのだろう。
まだまだ全然ですorz
医者になって働き始めて10日ほどたつがほんと毎日疲れる。大した働きしてないんですが(笑)
カルテを考察しながら書くけど知識がないから上級医みたいなハッとするものはかけない。
次になにをすべきか頭が働いてないから動きもとろい。
まだまだだなあ・・・
ガイダンスが終わり昨日から病棟デビューしたものの全く動けてない。
いまは二年目の先輩について回って業務や手技をみて学んでます。
昨日今日で3人の採血したんだが1人失敗してしまった。かなり痛がっていて申し訳ない。
このままじゃヤバいので早速仕事おわって手技の勉強。
信頼される医師になれるのか不安だがやるしかない。
4月から研修医として働くので勤務先となる病院の健康診断へいってきた。本当は国試前にあったんだけど、病院で風邪をもらうのが嫌で日程を変更してもらった。
場所は天満橋の大阪赤十字会館。研修医となる人だけではなく「大阪市」に勤める方達が対象となっている。俺の場合は「大阪市病院局」勤務だ。
検査項目の各々のセクションでは看護師さんや技師さんがその検査を行ってくれる。
まずは血圧測定なんだが看護師さんに「大阪市病院局ね。職種は?」と問われたので「研修医です。」と答えると「頑張ってね!◯◯病院(俺の勤務先)?」と一発で病院名を当てられた(笑)
血圧測定なんてのはポリクリの時にもさせてもらった超基本的手技。いや、手技というほど大袈裟なものでもないけど、研修医のように下っ端が率先してやらなければならないこと。
次に採血なんだが、これも4月からは自分で患者さんにやらなければならないので、きちんと観察しておいた。
採血はポリクリで同じ班の女の子にさせてもらったが、駆血帯を巻いても静脈がくっきりと浮かび上がらないので難儀した。ましてや高齢者相手だとかなり苦戦しそう・・・
他に色々検査したあとに締めで医者が登場。
60〜70代の医師かな?顎髭をたくわえていて「これぞ医者」という感じが伝わってきた。
多分この方は最前線を引退して検診医でまったり暮らしているのかなあ。俺も老後はゆったりしたいな、などとはるか未来を妄想していた。
先程の看護師と同じように「大阪市病院局ですか。職種は?」と聞かれた。「研修医です。」と全く同じ返答をすると「これから大変ですね。頑張ってくださいね。」と先輩医師として声をかけられて、いよいよ俺もあと1ヶ月後には医者の仲間入りしてるのか、と気が引き締まった。
でもあまり気負いすぎないようにしよう(笑)