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最高の卒業式

昨日は卒業式だった。式には保護者も相当数来ていてびっくり。おそらく5~6割ほど来られていたのでは。ちなみにうちは両親とも来ていた。クリニックが水曜日休診なので親父も来てくれた。というよりかなり来たがっていた(笑)

式自体もかなり荘厳だった。学長から一人一人に学位を渡してもらえることも嬉しかった。薬学部の時は1学年300人だったので、学位授与は各々研究室に戻ってから教授より手渡されて特になんの感動もなかったので。

またうちは創立90年ほどのかなり伝統ある医大なんだが、なんと104歳の女医さんが祝辞のために来賓された。この方は見た目は80代くらいだったので104歳ということにびっくり。

「私ほど長生きされる方は少ないと思います。多分あなたたちもみなさん80、90歳あたりで・・・」というコメントで会場の笑いを誘った(笑)この方に言われると重みが違う。

式が終わったあとは夜7時からリーガロイヤルホテルで謝恩会に。これは全ての科の教授がこられ、さらには保護者の方も参加できる壮大な会だ。

この謝恩会から参加されてる保護者がかなり多かった。

立食形式でありメシも相当うまかった。

俺のクラスメイトの女子の母とうちの親父が医大の同級生であり、プチ同窓会にもなっていた(笑)

参加している保護者のほとんどが医師であり、歯科医がちらほらだった。

俺は当初親に来てもらうのが照れくさかったけど、この有様を見ると来てもらって本当に良かった。

俺も将来子供ができたら、出来ることなら医師になって欲しい。

謝恩会が終わってからは北新地へ移動して二次会、三次会。

三次会のビンゴではなんとWiiUを当ててびっくり!これまでビンゴなんて当たったことがなかったので。

午前3時過ぎまでわいわいしてから友人とタクシーで帰宅。

写真もたくさん取れたし本当に最高の卒業式だった!!

卒業式

今日は卒業式。薬学部の時も卒業式はあったけど、あの時は医学部再受験するための予備校の入塾テスト勉強のためにすぐ帰宅した。感動も全く無くてむしろ勉強したいから早く終わって欲しい気持ちの方が大きかった。

でも今回は違う。卒業式後の謝恩会にも出るし2次会3次会にも参加するためオールになるかもしれない。

ついこの間入学式があった気すらするほど振り返るとあっという間の6年間だった。

特に5.6回生は早かった。

今日は両親もくる。

いまこうして無事に卒業式を迎える事ができるのも両親のお陰だ。

俺の頭が良くないためにこんなに遠回りしてしまい申し訳ない。

また、できれば天国にいる祖父母にも見て欲しかった。

そもそも俺が医者を目指したのは医師である祖父と親父の影響だから。

この6年間は色々な人への感謝の気持ちで一杯。



残り約2ヶ月

本番が2月8~10日なのでもうあと2ヶ月。

いまは何の勉強しているかというと、夏に受けた模試のやり直しとついこないだ受けた模試のやり直しをしている。ちなみに模試は本番同様に3日間で合計500問を解く。

やり直す際には間違ったところはもちろんだが、正解していてもあやふやな知識でなんとなく合ってたところの洗い直し。

模試のやり直しはある程度勉強が進んだらすごく効果がある気がする。

今度の模試はなんと自分の誕生日である12月19日開始(笑)それまでは模試のやり直しと弱点ノートの見直しで終わるだろうな。

とにもかくもやるしかない!

勉強もゴルフも基本が命

国試まで100日を切った。あと93日。
こんな時期なんだが基本問題(QBの1周目問題)をひたすらやっている。

ついこの間卒業試験とそのまとめの総合試験が終わったんだが、「ああ、これ覚えてたのに!」というシーンが多々あった。これが積み重なって点数が失われていく。

逆にすいすい解ける時は「こんなの常識だ。」とほぼ何も考えずにマークできる。

要するに普段の勉強では「当たり前の知識」が身体の芯に染み込ますことが目標だ。

なので先月末から思い切って基本問題をやりこんでいる。全部で2000問ほどあるが、大体1日120問ペースでじっくり焦らずに学習している。

この「当たり前のことを確実に」はゴルフにも当てはまる。

ラウンドでできるのは「当たり前にできる」ショットとアプローチを選択すると成功率も非常に高いし、メンタルも落ち着く。

普段の練習も「自分にとって楽勝」と思えるアプローチとショット(特にアプローチ)をメインに据えた方が確実に上達するだろう。

来年医者になってゴルフについて迷ったら国試の勉強方法を思い出そう(笑)

卒試終了

8月末から始まった卒業試験がようやく昨日終わった。毎週月曜日に3科目ずつ行われてきたんだが、ほんとしんどかった。

今年から制度が変わったせいで過去問が通用しなくなったのがその原因。また問題数が極端に少なくなり、なんと1科目15問というのもあった。俺はこのせいで例年ならめちゃ簡単な科目で絶対に受かるやつに足元をすくわれてしまった。

期間中は国試用の問題集と授業プリントをこなしてきた。ただもっと要領良くできたと思う。改善すべき点だ。

今回の卒試ではクラスメイト達のポテンシャルの高さを改めて認識した。

医学部に来てる連中は誰もが知ってる名門高校出身ばかり。ちなみに俺はぼちぼちのところ(笑)俺の勉強効率がイマイチなのかもしれないが、彼らの吸収力には驚かされる。

といっても人の能力を羨んでも仕方ない。

他人よりも自分の効率を変えた方が良い。

どうも俺は「絶対量」を重視しすぎるきらいがある。これはゴルフも同様。

何かを上達したいと考える時に「これだけやればいいだろう。」と量や時間をまず考えてしまう。

確かにこれはこれで大切なんだろうけど、メインに据え置いたせいで勉強面もイマイチな気がする。

それよりも「どうやったら時間を削れるか?」という引き算で考えることにした。

足し算で考えてしまうと「あれもこれもやらなきゃ」となってしまい、結局いい結果が生まれない。それは心の余裕もなくなるから。

来週は卒業試験の締めとして3日間に渡るでかい試験がある。

それまで1週間しかないが早速試してみよう。

学生生活最後の夏休みが終わりを告げた

昨日で約1ヶ月の夏休みが終了。この期間はなかなか大変だった。

まずは就職試験だ。俺の志望している病院は大学病院とかなり大きな市中病院の2つ。

この試験が夏休み終盤にあふのでなかなか遊びにいけない。まあ仕方ないけど、早々と終えてプチ旅行に行ったりしてる友人を見てると羨ましかった。

そして試験が終わると夏休みも終わり来週から卒業試験が始まる。

来週から1ヶ月半に渡り20科目の試験が行われ、今日からはそのためのまとめ講義。

といってもネット講義に比べたら全く使えないので時間がもったいない。

でもいい復習になるから一応出ておこう。出席をとらないのが幸い。

なかなかしんどいけど頑張っていこう。

就職試験

今日は第二志望の病院の試験だった。なかなか疲れた。筆記試験のあとに面接。

面接自体はとても和やかな雰囲気で終わったんだが、もっと質問してきて欲しかった。

明日は第一志望の試験。頑張ろう!

もう二週間もゴルフに触れていない

こんなに触れてないのはこの五年間でもなかなか無いのではないか。
 
明日「総合試験」というデカくてきつい試験がある。
 
この一年間回った全ての科から出題される試験で、プチ国家試験みたいなもの。
 
 
とはいっても範囲が膨大すぎて覚えてない事が多すぎて不安だ。
 
循環、呼吸、神経、小児科、血液、感染症、消化器、肝・胆・膵、腎臓、免疫、眼科、耳鼻科、皮膚科、整形、泌尿器科・・・
 
 
一応過去問は65、66%ほど取ってるので(合格点は60%)大丈夫かとは思うが・・・
 
今日は三年前の過去問とそのやり直しして終わろう。

考え方の大切さ

いま実習で同じ班の友人は現役で医学部に合格し、さらに学年順位も2位という秀才だ。俺より7歳も下だが仲の良い友人。
 
でも決して勉強ばかりなんかではなく、徹マンをよくしている。そしてメリハリをつけて勉強もしている。
 
そいつと今日国家試験の勉強をしていたんだが
 
俺「こないだ今度の進級試験をなんの対策もせんと解いたら65%やったわ。」
 
秀才「そうなんすか。合格点は60%やし、余裕で合格すね。」
 
俺「でもなあ・・・勉強してもめっちゃ忘れるねん。まあ忘れるんは仕方ないけど・・・」
 
秀才「そら忘れるでしょ。俺もめっちゃ忘れますよ。」
 
俺「でもおまえ頭ええもんなあ。一回覚えたら忘れへんの?」
 
秀才「いや、忘れますよ。でも例えば単純に知ってるか知らんかの知識とかは直前までやりませんわ。そういうのは忘れて当たり前やし、そんなはよやるもんじゃないでしょ。」
 
俺「そうか。そう言われればそうやな。忘れる事に焦ってもしゃあないよな。じゃあ俺って65%やったけどこれ順位何番くらやろ?」
 
秀才「えっ、それいります?別に順位とか関係なくないすか?最終的に通ればいいですし、途中経過なんて俺は全く気にしてませんよ。コツコツ亀でいいんすよ。」
 
 
なるほど、俺はどうも昔から無駄に焦りを感じる癖がある。
 
でも秀才が言うように途中経過なんてそんなに気にしなくていいんだろう。まあこいつは途中経過もいいが(笑)
 
 
どんな分野でもできる奴はポテンシャルもさることながら物の見方がうまいんだろうな。
 
 
俺ももっと楽に構えていこう。
 
 
これはゴルフにも活かせるな。
 

地道に

いま俺は医学部の5年生。来年の2月には国家試験であり、それまでにある試験は再来月の総合試験という進級試験でこれに合格したら6年生。進級した後は8月のマッチング、9月から11月の3ヶ月もの卒業試験、そして年が明けて2月に国家試験というわけだ。
 
去年の6月から国家試験対策を始めた。国試用の問題集があるけれど、いきなりそれを解いても単なる丸暗記になってしまうので、まずはネット講義で正しく理解してそのテキストで学習している。
 
予備校のテキストというのは本当に質が良く問題の配置の仕方も素晴らしい。
 
解説もしっかりしている。
 
なのでまずは予備校のテキストを完璧にする。といってもメジャーだけで約3000問ある(笑)
 
しかも市販の問題集の方はメジャーとマイナーを合わせて1万問弱あるのでなかなか終わりなき旅だ。
 
本当に終わるんかな?と不安になる時はあるけれど、それで知識が増えるわけでも定着するわけでもない。
 
 
ただただ地道に繰り返し繰り返し復習するしかない。

やる事が多すぎる

国試の勉強を開始して半年ほどたったが、なかなか終わらないし頭に残らない。
 
範囲は問題数にすると1万問。科目は神経、消化器、呼吸器、循環器、内分泌、産婦人科、小児科、腎臓、感染症、アレルギー・膠原病、耳鼻咽喉科、整形外科、皮膚科、眼科、精神科、救急といったところ。
 
多いな(笑)
 
 
勉強をするにあたって大切なことは何回も繰り返す事だが、繰り返そうにも範囲が広すぎて前回やったところが1ヶ月前とかザラ。
 
 
なのでとにかくスピード重視。
 
そのためには理解度を高めなければいけない。闇雲に暗記しても無駄なので。
 
なので予備校のネット講義を大切にしている。
 
きちっと理解させてから過去問を解くと、すんなり頭に入ってくるのだ。
 
 
ただ、1回解いただけでマスターなんて俺にはできない。
 
2回解いてもむり。3回といて少し覚えたかなという感じ。結局5回はやらないとダメだ。
 
 
薬学部の薬剤師国家試験のときの15倍は勉強してるな(笑)あの試験は薬理さえ押さえとけばなんとかなる。実際前の大学では300人中20番台だった。まあ医学部に比べたら学生のレベルは大分落ちるので全然嬉しくなかったが。
 
 
なにはともあれ病院実習をこなし、さらにゴルフもやり、そして勉強もこなさなきゃいけないからなあ(笑)焦らずにコツコツ記憶していこう!

健康が一番

一昨日オペ室で手術見学をしていたところ、突然の激しい嘔気。なんだこれ、でもすぐ治まるだろうと高を括ったもののなかなかマシにならない。
 
そのうち腹痛まで現れてきたので、これノロちゃうか、どうしよ、と悶えていたところ、側にいた麻酔科医の先生が「大丈夫?」と心配してくれた。
 
「すごく嘔気が・・・」
「熱は?」 
「計ってはいませんが、発熱してる気がします。」
「戻したりした?」
「いえ、まだ。」
「なんか変なもの食べた?心当たりは?」
「特にないんですが・・・カキや生もの食べてません。」
「そうか。」
その先生が違う女医の麻酔科医に何やら話しかけ
「しんどくなったら退室していいよ。看護師にも言っておくから。退室する時は同じ班の子達にも声かけといてね。」
と今度はその女医さんに声をかけてもらった。
 
それから10分程我慢したがいよいよ嘔気が激しくなってきたので、同級生に伝えてから退室。我ながら情けない。
 
帰宅して体温計を見ると38度3分。ノロかインフルか。でも下痢ではないのでインフルの可能性が高い。そういえばやたら腰が痛む。
 
父親にインフルエンザの検査(鼻に棒を突っ込んで、上咽頭粘膜を採取。めちゃ痛い)をしてもらったところ陰性だったので、おそらくウイルス性胃腸炎だろうとの診断が下された。
 
その日はすぐに寝た。大体21時に寝付いて途中朝5時半に一度目覚めた。
 
その後9時に目覚めて付属病院へ。なぜわざわざ行ったかというと、実習を無断で休むと即留年なので、理由となる証明書(今回は診断書)が必要なので。
 
大学病院につき色々手続きしてから診察待ち。消化器内科を受診したんだが、予約も無しに飛び込みにもかかわらず1時間半待ちでいけた。本学学生パワーだな(笑)しかもわざわざ教授に診てもらえた(笑)
 
結局教授の診断も同じで急性胃腸炎との事。毎日病院というウイルスや細菌の巣窟で実習しているのに、きちんとうがい手洗いしてないとこうなる(笑)
 
というわけで昨日今日と実習を休んでしまった。まあもう完治したんで来週からはまた頑張っていこう!
 
 
 

今日から心臓外科

ついにこの週が始まってしまった。心臓外科。この科は月・水・金が手術日なんだが、学生は9時から18時までオペ室に閉じこもって手術見学。もちろん飲まず食わずの休憩無しで、立ちっぱなし。
 
もちろん医者は学生なんかとは比べものにならないくらい忙しい。学生が帰ったあとも21時くらいまでぶっ通しでオペ。
 
何らかの使命感が無いとやっていけないだろう。
 
今週はゴルフの練習できるんかな(笑)
 

しんどすぎる

外科2週間目なんだが、オペに入ったり発表の準備したりで忙しすぎる。自分の勉強ができない。実習してても国家試験の問題は解けるようにはならないので、自分の勉強時間が実習に圧迫されるとイライラしてくる。医学部だからほかの学部と違って圧倒的に忙しいのは仕方ないと思うしかないか。今日も朝8時から18時まで実習して、なんかもう疲れて勉強できなかった。明後日は外科の教授の前で症例発表をしなければならないので、その詰めを帰宅してからしよう。

ちなみにいまこのブログを天王寺から自宅に歩いて帰りながら書いてるんだが、爆音を鳴らして走るクソバイクが横を通り過ぎた。マジうるさい。もっと心に余裕を持てないかなあ。

消化器外科回ってます

今週から外科が始まった。おれが回っているのは下部消化器外科で、大腸がんのオペがメイン。昨日は朝9時から夕方16時まで7時間、今日も同じ時間帯で同じく7時間飲まず食わず立ちっぱなしでオペに参加。さすがに疲れた。でも医者はその後にさらに5時間オペをしていた。外科はハードと聞いていたが、ここまでとは。でもだからこそやり甲斐は他の科よりも相当あるだろう。

そして俺を指導してくれる先生は、なんと女医。多忙過ぎてほとんど家に帰っていないらしい。いまの日本の医療はこういう先生のおかげで成り立っている。

休みの日がありがたい

昨日はクラスの友人2人とおいしい焼肉屋で飲んで食ってと盛り上がった。帰宅して風呂にも入らずにそのまま眠りの底へ。起きたら9時30分だったので約9時間くらい寝た。
そして天王寺へ行き軽く勉強したあとは仕事帰りの彼女と難波へ。彼女は薬剤師をしていて土曜日も午前だけ仕事がある。最近ドライブばかりだったのでミナミは久しぶり。色々と新しい店が増えていて驚いた。カフェしてぶらぶらして晩飯はもつ鍋へ。もつ鍋は本当にうまい。今日いったとこは具も多いしダシもうまかったし、また行くかもしれない。
最近彼女とは将来の話をよくする。俺の勤務する病院はどこがいいかや、家はどこに住むのかなど。彼女とは卒業したら結婚するので、そういう話は自然に出る。うちの母親だけが問題だが(笑)俺は親父の事はめちゃくちゃ尊敬してる。祖父も医者で親父も医者だが、親父が医者になった理由は開業医である祖父の背中を見て育って自然と医者を目指そうと思ったらしい。俺も全く同じ。ただ、偏見の固まりでプライドだけ高い母親は苦手・・・。
気付けばもう5回生もあと半分。各科を回る病院実習はしんどくてだるいときもあるけど、医者ってすごいなと思う瞬間が多々ある。医学部に入るのに何年もかかってしまい、親にも迷惑をかけたけど、この道を選んで本当に良かったと確信している。

心療内科回ってます

今週は心療内科で実習。心の問題が身体の不調(いたみ、吐き気など)になって現れている患者さんを診る科。おれみたいにレントゲンやCTで分かる腫瘍などをオペで取り除いてスッキリ白黒つけたい人間には、なかなか興味を持ち辛い。やっぱり将来は外科系だな。しかし今日は疲れた。さっきカンファレンスが終わりいま帰宅中。疲れたー

実習と勉強との兼ね合い

平日は大体8時30分に病院実習が始まり、終わりは早くて17時、遅いと20時。

なのでマッチング対策と国家試験対策の勉強時間が限られる。

国試に受かるに必ずやらなければならない問題集があるんだが、それにはすべての科を合わせると8000問収録されている。

覚える事柄が莫大なので、なかなか一筋縄では行かない。

なのでネット講義を利用している。これは同学年の有志による国家試験対策委員会を通じて、学年単位で申し込むため個人での値段の100分の1で済む。

これがまためちゃくちゃ分かりやすい。単なる暗記をさせるのではなく、系統だって理解させながら頭に自然に吸収させてくれる。講師も医者。

いまのところ国試最頻出の循環器、呼吸器、内分泌、神経、小児科を視聴した。残りは消化器、産婦人科、アレルギー、血液、感染症、腎臓。

でも視ただけでは何も残らないので、いまはひたすら復習している。おそらく10月末までは。それが終われば残ってる分野を視てまた復習。

とにかく小まめに復習して長期記憶化しなければならない。

考えてるようじゃだめなのだ。

試験で本当に使える知識は、考えないでスッと出てくるものだけ。

そしてそれは医者になってからも活きてくる。

土日は平日にやれなかったところと、これまでの総復習にあてている。復習はすればするほど点の知識が線になっていくから実力アップに繋がる。

今日は台風なので絶好の勉強日和だ(笑)

病気の子ども

今週も小児科を回っている。大学病院なので重い病にかかっている子供たちが多い。子供の病気は大人よりもかわいそうに感じるのはなんでだろう。
 
 
外来で脳性マヒの子がやってきた。もう1才なのに立てないし、喃語も話せない。でも母親は一生懸命。月、水、金と療育園に通い、火、木と在宅リハビリ療法。旦那は働いて外にいるから母親がほぼ面倒を見ている。たとえどんな状態であろうと母親の我が子への深い愛があるからこそ成せるのだろう。
 
 
臨床実習が4月から始まって色んな科を回ったが、小児科がいまのところ一番楽しい。子どもが好きだからだろう。だからこそ病を取り除いてあげたい。
 

ほんまにしんどい

今週から小児科を回っている。来週も小児科。
 
教授が非常に頭がキレる方で常に質問攻め。でもほとんど答えれません(笑)レポートも多いし毎朝8時に行って夜8時まで実習で相当しんどい。
 
でも医者になるんだという実感が非常に湧いてきた。
 
厳しいので真剣にその患者さんの疾患と背景について、調べて考えるから充実感はある。
 
小児科もアリかなと思ってきた。
 
 

実習して勉強して

今日は朝9時から夕方17時まで腎尿管腫瘍のオペ見学。医者はその間飲まず食わずで必死に命を救おうとしている。おれは学生なので休憩を少しもらえたが、医者になったら休憩なんてあるわけがない。
 
実習が終わったら帰宅して寝たりゴルフの練習をしたいところだが、いつも行くカフェで国家試験の勉強。医師国家試験は医学生の9割が合格する試験なんで、素人から見れば車の運転免許並に簡単だと思うかもしれない。
 
しかし医学部というのは入学するだけでも超難関で、さらに留年せずに卒業するのも激ムズ。
 
実際おれの大学は入学時108人だったけどいまは94人になってしまった。
 
そして卒業試験で4,5人落とされるので、国家試験を受ける権利を得れるのが90人。
 
さらにその90人が必死に勉強しても1割の人間が落ちるのだ。
 
医学部に入ってくるやつらはみんな超進学校出身。
 
おれの周りだと、灘のやつもいる。
 
そんなやつらが死ぬ気で勉強しても9割しか受からない。
 
だから凡人のおれは毎日コツコツやるしかない。

夏休みだけど


大体10時から夕方17時まで市大図書館でネット講義受講→帰宅して少し休憩したまたネット講義→晩メシ食べて打球場かネットサーフィン
 
こんな生活を夏休みに入ってから繰り返している。およそ大学生らしからぬが、そこは医学部なので勉強しぬほど大変だし仕方が無い。
 
でも2日前には彼女と香川に1泊2日で旅行してきた。おいしいうどんを食べるのが目的。
 
びっくりしたのは「山越」という有名な店に行ったんだが、ここのうどんが大学近くの店とほぼ同じ味でとてもおいしかったこと。大学近くの店の店主はここで修行したんだろうかと思うくらい。残念ながらそこはどこかに移転してしまってもう食べれないので、また食べたいなあと思っていたところに山越に出会えて良かった。
 
 
一つ残念なのは帰りの車で彼女が運転についていちいち口出してきたので、うっとおしくなり喧嘩になってしまったこと(笑)まあ仲直りしたのでいいけど、運転中に口出しされるのはいやだなあ(笑)
 
 
写真は山越のかまやまうどん。釜玉とやまいもを乗せたもの。非常においしかった!これでは足りず、月見の小を追加してしまった(笑)旅行は楽しい!

病院見学

昨日は病院見学に行ってきた。ここは1000床越えの大阪で知らない人など誰もいない大病院。
 
なぜこの病院に行ってきたかというと親父が昔ここの耳鼻科で部長をやっていたのもあるが、オペ数も800例以上しているし非常に豊富な症例を診れるという点が大きい。
 
いまも親父が働いていたときのスタッフがおられ、俺を見ると非常に驚いてくれる(笑)午前中は外来見学で午後はアデノイド摘出術と鼓室形成術の2件を清潔で見学させて頂いた。ちなみに耳鼻科はオペしまくります。ポリープに始まり喉頭がんや咽頭がんや頭頸部腫瘍などなど。
 
先生方もみんなとても親切で色々といまの研修制度や耳鼻科医について教えて下さった。親父の勤務医時代の話も聞かせてもらった。
 
 
それにしてもこんな大病院の部長を勤めていたなんて親父は本当に凄い。年間300例のオペを6年間し続けたのだから少なくとも1800人の患者さんを救った事になる。
 
 
そんな親父が働いていた病院で俺も働きたい。この病院は筆記試験があるので、そのためにも勉強しなければ。
 
それにしても医者として親子2代でこんな大病院に勤務するなんてなかなかないだろう。医学部に来て本当に良かった。
 
 
あとはゴルフだな(笑)

心に余裕を

この間のゴルフは惨憺たるものだったが、これはPING芸人さんの仰るように直前でシャンクが出るスイングになってしまって、焦って練習場に通い詰めて心に余裕がなくなったままラウンドに行ったせいだろう。

話は変わるがいま毎日病院実習をしつつ国家試験の勉強もしているんだが、やはり時間がなくて焦ってしまう。

でも今日ふとした時に「時間が無いのはみんな一緒だしこれはもう変えようがない。だから焦らずゆっくり確実に勉強していこう。」と考えを変えた。


思い返せば俺が最初の浪人で2浪しても合格できなかったのは、焦り過ぎて勉強が手につかなかったのが主因。春、夏と模試は良かったんだが秋以降なぜか焦りまくってしまい成績は急降下。


だが受験勉強の4年間のブランクがあったにもかかわらず、薬学を出てから1年で医学部に合格したのは「焦っても仕様が無い。予備校のテキストをきっちり復習するだけ。」と開き直ったところ、なんとか合格することができた。みんなが解けなかった問題が直前に復習したところから出て、試験本番も落ち着いてできた。

要は焦っても何もいい事がない。勉強ゴルフもそう考えていこう。そして1年半後に医師になってからも焦らず落ち着いていこう。

内科と外科


今週から循環器・腎・内分泌内科を回っている。今日は糖尿病カンファレンスに参加したんだが、合併症を持ちまくってる患者さんばかりで、どの薬を使うかで1時間半くらい先生たちが話し合っていた。糖尿病に高血圧に不整脈にと一体何種類薬を使うのか。でも患者さんを少しでも良くしてあげようと、内科医たちはみんなで豊富で正確な知識を持ちあって真剣に医療に取り組んでいる。
 
 
内科の先生がいなければ症状を和らげる事はできない。
 
 
だが、おれは実際に中を見て白黒はっきりつけたい。だから外科系が好きだ。
 
 
でも切っても治らないと分かった場合に無力感に苛まれるだろう。そうなると薬で抑えていくしかないのだから。
 
 
結局医者にできることなんてたかが知れている。
 
 
それでも少しでも患者さんとその家族に納得のいく人生を送って欲しいから、医者は日々勉強し得た知識を使っていく。

病院見学

医学部を卒業して医師免許を得ると、2年間は研修医として厚生労働省が指定している初期研修病院で研修医として働かなければいけない。研修と名がついてるが立派な医者。まあでもひよこみたいなもんか(笑)
 
そしてその研修先をどこにするか最近友達との間でも出るようになってきた。
 
研修先は大学病院と市中病院の2つに分かれる。大雑把に言うと、大学病院は雑用が多く市中病院はいろいろ実際に処置をさせてもらえるといったところか。なぜかというと大学病院は重症患者さんが多く研修医程度の知識じゃ扱えなく、一方で市中病院は軽症から中等度が多いため研修医でも先輩に確認さえきちんととれば処置できやすいのだ。
 
 
俺は大学に残らず市中病院で研修を受けるつもり。市中病院でcommon disease(よくある疾患)を見て、将来行く科(実家が耳鼻科なので耳鼻科に進みます)以外でも最低限の事はできるようになっておきたいので。
 
 
なので耳鼻科が強い病院を探しています。耳鼻科というと風邪とか治すだけのイメージがあるがとんでもない。実はバリバリの外科系!喉頭がんや咽頭がんなどの悪性腫瘍をオペするのは耳鼻科医。なので耳鼻咽喉科・頭頸部外科とも言う。
 
 
と言ってもまだ耳鼻科に強い病院は1つしか探せてない(笑)でもしっかり見学の予約はしたのでその日が楽しみだ。
 
 

予備校のネット講座

4月に病院実習が始まってからほぼ毎日国試の問題集(全7500問)を解いているんだが、先ほどようやく消化器の分野の1周目問題が終わった。1周目問題とは国試対策のとっかかりにやるべき問題で、大体基礎~標準問題で過去に何回も出てる問題のこと。全ての科目にこのマークがついており、大体6割くらいがこれ。この問題をやるとその科目をざっと見渡せたことになる。
 
しかしこのまま問題集だけをコツコツやっていっても、理解が曖昧なところはそのまま分からないままというパターンになってしまうだろう。
 
 
なので予備校のネット講座を申し込んだ。これはクラスに国試対策委員がいてその方達が予備校と交渉して、通常よりかなり安い価格(もしかしたら100分の一くらいかも!)の2万6千円で国試に必要な授業を受けれるというもの。
 
 
6月9日から視聴可能になるのでいまから楽しみ。予備校はペースメーカーになるし、なにより記憶すべき事とそうでない事をきちんと区別してくれるから有難い。そういえば俺が医学部に合格したのも予備校のお陰。予備校を上手く使って効率良く勉強していこう!

5回生

今日から5回生が始まる。と言っても今日は認証式とクリクラの説明だけだが。
 
認証式というのは、病院実習できるだけの基礎的学力と臨床能力がありますよ、という許可証を学長から直々に頂くもの。昨今は医者の患者に対する態度が問われているので、医学生のうちからシッカリしとけよという事。
 
クリクラというのはクリニカル・クラークシップの事で、これは病院実習の事。1年間で全ての科を医者について回るのだ。
 
気付けばもうクリクラをする学年になってしまった。
 
病院内での医学生は患者さんから見たら医者に見えてしまうだろう。白衣を着てるので。
 
患者さんに不快な思いをさせないため、医者まであと2年を切ってしまった事も自覚してクリクラを頑張っていこう。

OSCE終了

今日はOSCEという模擬患者さん相手の診察のテスト。

6つの部屋にそれぞれのテーマに沿った患者さんがおられ、各部屋によって症状が違う。

その6つとは、医療面接、頭頸部診察、バイタルサイン、腹部診察、神経診察、外科であり、各々に応じた処置をしなければならない。

最初の医療面接とは、ある症状を持っている患者さんから色々な情報(いつから、どんな、どのように、家族構成、既往歴など)を聞き出していくもの。これがまた10分と長い!

頭頸部診察は、頭蓋に異常がないか、眼球運動は正常か、口の中は正常かなど。主に耳鼻咽喉科の領域かな。

バイタルサインは、脈拍数を測ったあとに血圧計を聴診器で測る。

腹部診察は、お腹を聴診や打診をして音に濁音はないかを聞いていく。

神経診察は、運動がスムースにできるかなどを診る。

そして最後の外科は、模型に対して縫合をする。

ざっと説明すると以上だが、実際には各項目にチェックポイントがありそれらを満たさなければいけない。

そして何より外部から審査員が来て採点しているので、むちゃくちゃ緊張する(笑)俺も今回4、5箇所ミスったが、周りもかなりそうなので安心(笑)

今日でようやく4回生のテストは全て終了!!

さて遊ぶぞ!


と言いたいところだが、まだスキー部の自主練が(笑)

まあ気楽に構えていこう。

CBTを終えて感じた事

昨日CBTを終えた。全体的に難しかったんだが、あーこれやったわという問も多かったので要は俺の勉強の仕方が悪いんだろう。

この勉強の仕方だと国試を自信を持って受ける事ができないと確信した。復習の仕方に問題がある。

なので復習方法を変えるつもり。続きはまた書きます。
プロフィール

さすらい

Author:さすらい
アラフォーゴルファー。現在クラブハンデ17。シングルを目指して試行錯誤を繰り返しております。

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