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僕の医師像。

医学は人間を扱う学問だ。



解剖では臓器,骨格,筋肉を全て実際の手で触り,目で見て,記憶する。



専門課程では様々な症例と治療法を学ぶ。



外科系は患者の症状がはっきりしており,治療法は自ずと決まってくる。



だから重要なのはオペのテクニックだ。



内科系は患者の症状がはっきりしていない場合が多いので,医師は様々な可能性を考えながら消去法で診断を下していく。



だから重要なのは知識だ。



もちろん,内科系と外科系のどちらに進もうが知識は絶対いる。馬鹿な医師は医療をしてはいけない。そんな医師は犯罪者だ。



医師は,病気という理屈を相手にしているのではない。



医師は,心を持った人間を相手にしている。



だから医師の言葉も治療道具だ。



患者の不安を取り除いてやるには,医師の言葉が重要。



もちろん治療方針に従ってもらわなくては,治るものも治らない。



だから医師には優しさと厳しさが必要だ。



医師は,医学だけを学べばいいものではない。



もう助からない患者に出会った時どうすればいいか。



その場合,重要なのは「死なせ方」だ。



患者は死期を悟る。



医師にしてやれるのは,いかに家族に納得してもらえるような最期を迎えさせられるかだろう。



そのために必要なのは,死生観だ。



死生観をしっかり持っていないと,患者も家族も浮かばれない。



早く一人前の医師になりたい。


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さすらい

Author:さすらい
アラフォーアベレージゴルファー。現在クラブハンデ20。まずは1つ1つ確実にハンデを減らしていきます。シングルを目指して試行錯誤を繰り返しております。

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