ポロンちゃん


僕には14歳4ヶ月の妹がいます。ポロンちゃんといいます。
ポロンちゃんは小さい頃おてんば娘で毎日暴れまくっていたので、脚を3回も折っています。でもいずれもきっちり回復しその後は1度も折っていません。
4歳くらいの時、ヤブ医者のせいで子宮を取られました。全身麻酔なのでオペが終わっても目覚めないまま亡くなる事もある、と言われましたが生きました。母はヤブ医者だと気付けなかった事を今でも後悔しています。でもポロンちゃんは耐えました。
9歳くらいの時、歯を全て抜く事になりました。これ以前にも悪い歯を何本か抜いていたのですが、この時は全て抜かないと大出血が起こると言われたからです。この時も麻酔をかけましたが、無事帰ってきました。
11歳の時、母がポロンちゃんのお腹を拭いている時に、乳腺から妙な液が出ているのに気付きました。すぐさまかかりつけの病院に連れていくと、何と乳癌の初期でした。なのですぐオペをすることに。心配しましたがきっちり治りました。転移もありません。
そして現在。ポロンちゃんは2週間ほど前に急に倒れました。すぐに病院へ連れて行き診察してもらったところ、母さんが帰宅したのを見て喜んで跳ね回った際に、心臓がおっつかなくなったからです。しばらく安静にして様子を見る事に。と同時に酸素室を借りました。
寝起きは心臓に負担がかかるので起きて30分間は酸素室に入れています。部屋に入ると顔色が良くなり楽になるみたいです。
今まで幾多の危機を乗り越えてきたポロンちゃん。ポロンちゃんはポメラニアンです。寿命は14~16歳だそうです。もうその時が近づいているのかもしれません。
辛いですがポロンちゃんがもしいなくなったら、それを受け入れなければなりません。