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ひな祭りと親

昨日は両親を呼んで昼にひな祭りをした。昼ご飯は少し奮発して「なだ万」の弁当を注文した。
父が66歳で母が65歳だ。健康面では問題ないが、なんとなく精神的に弱くなったような気がする。
開業の件で僕が他施設に引き抜かれようとしたとき、両親から「まだまだ開業は先だと思っていた」と言われた。
どうやら両親はまだまだ僕が勤務医をすると思い込んでいたようだ。それは父親が20年間勤務医をしたからであろう。
耳鼻科はそもそも開業向けの科であり、父が例外だ。うちの両親は思い込みがすごいので、僕に何も将来について話し合うことはなかった。
僕は単純なのでてっきりクリニックを継がないといけないのかと考えて耳鼻科を選んだ。これは前の記事でも書いたように母がむりやり耳鼻科を選ばせたことも原因だ。ところが父は死ぬまで働きたいということが判明したし、母親は父に「まだまだ働け」といった考えだ。このことを予想できなかった自分はバカだ・・・母はとくに何も取り柄がない人で医師のことなんか何もわからないのに意味不明なことを強制する。ただ、医師の子でこういった母は意外に多いようだ。ただ母もある意味気の毒で、大した家系ではないのに医師家系の父と結婚したせいで「子供を医師にしないといけない!男の子を生まないといけない!」といったプレッシャーがあったのだろう。
父は昭和の人間なので子供とコミュニケーションを積極的にはとらないタイプだ。ただそれは僕にはあっていない。放任主義なのだが、それでうまくいくのは頭のいい子供だろう。現に自分は出来がよくないので医大に入るのに合計7年も遠回りをしてしまった・・・
話はかなりそれたが、なんとなく弱まってきた両親をみていると長男である自分が頼りにされているのかなあと思うようになった。弟は灘高校から東大に行っていまは東京在住だ。どうやら海外でこの先働きたいらしい。親からすると弟の方が優秀であるがいざというときに頼りになるのだ医者である僕なのだろう。
僕もいつまでも過去のことにねちねちうらみつらみを言うのはよくないな。
こうして記事にするとすっきりする(笑)

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PING芸人さん
いつもコメントありがとうございます。
医者は斜陽産業ですし今後はお先真っ暗です。が、家業なので、ならなくてはいけません。
奥様の愚痴の記事、書いて欲しいです(笑)

No title

>こうして記事にするとすっきりする

わかります!(笑)

私も嫁さんに対しての不満をぶちまけたいですが多少知り合いもみているので無理ですけど(汗)

お医者さんの家に生まれるというのは大変なんですね!!
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さすらい

Author:さすらい
アラフォーアベレージゴルファー。現在クラブハンデ20。まずは1つ1つ確実にハンデを減らしていきます。シングルを目指して試行錯誤を繰り返しております。

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