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親の気持ちと子どもの進路

僕は祖父と父が医師であり、その家系に長男として生まれた。医者になれとは面と向かっては言われなかったが、そうならないといけない雰囲気は物凄かった。
高校の時に医者になろうと決めて理系に進んだ。しかし僕は頭が悪いので2浪しても医学部には合格できず薬学へ。入学してからも英語や数学の勉強をしていたが、両親からは「2浪してダメだったんだからもう医学部は諦めろ」や、「弟が医者になってくれればよい」などと酷い事を言われた。淀川の花火大会を家族で行った時、空き時間に数学の問題を解いていたら父親に「医学部は無理だから勉強をやめろ」と言われたことは一生忘れない。
薬学部の4回生に上がるときに弟が文系の進路を選んだ。その時、母親は怒り狂い「私は男の子を2人産んだのに、2人とも医者にならなかった。お前らは馬鹿だ」と暴言を吐かれた。その数日後、父から「医学部を受け直さないか?」と言われた。
なんともまあ都合のいい話だったが、僕は単純だったので医学部受験を再度決めた。というのも弟は超優秀で灘高から東大に行ったから、このままでは一生自分は日陰ものとして生きていくことが嫌だったからだ。
無事にいまは医者になり専門医まで取った。親からしたら僕は超重要人物だろう。
ただ、僕は僕のように自分の子供にひねくれてほしくない!
なので、長女長男とはしっかりとなんでもコミュニケーションをとってゆこう。
医者が嫌なら、仕方ない。
僕みたいにはなってほしくないから。

テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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さすらい

Author:さすらい
アラフォーゴルファー。現在クラブハンデ17。シングルを目指して試行錯誤を繰り返しております。

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