医局での最後の挨拶
来月から新しい病院へ就職となる。いまの職場は大学ということもあり相当きつい。
職場の雰囲気はかなり悪く、ここ数年は毎年1人は過酷な労働環境で精神を病み休職や退職をしている。特にパワハラがすさまじい。
外科系であることもあり、手術ができる上司ができない後輩を相当いじめる。
自分の場合は「お前みたいなできない奴は無用」「お前はいても無駄」「学生のほうが優秀」などいろいろと言われた。PHSを投げつけられたこともあった。自分の場合は家庭があるので稼がないといけないので、そんな暴言に負けるわけにはいかずなんとかくじけずに専門医試験に合格した。また、サブスペシャリティであるめまいの資格も頑張って取得した。独身ならば100%病んでたし辞めていただろう。
昨日は最後の医局会でありみんなの前で別れの挨拶をした。違う職場で働いている後輩から、わざわざZOOMでねぎらいの言葉をかけてもらった。上級医も「今までよく頑張ったな。今度の職場では体調に気を付けて」と優しい言葉をかけてもらった。これらは自分にとって相当意外でありとても嬉しかった。
自分は大したことはできないけど、普通の難易度の医療ならなんとかできると思う。
次の職場でも周囲に感謝の念を持ちながら、安心安全の医療を心掛けていこう。