FC2ブログ

手応え

8月23日から心拍数を考えてジョギングをしてるんですが、どうも効果が出てるかわかりませんでした。

僕の場合、136~154回/分の心拍数で8.4キロを1時間かけて走っています。

この心拍数で走ると好気呼吸を司るミトコンドリアが増えて、心肺機能と乳酸分解能が上昇するのです。

しかし、どうにも物足りない。

5割くらいのスピードで走るためです。

ですので実力をみるために、5キロを25分で走るサッカー部員と今日一緒に走りました。

彼は部員の中でも1番スタミナがあり、ポジションもDFで活躍しています。ちなみに年齢も23歳と僕よりも4歳も若いです。

なのでどうにも勝てる気がしません。

なんとか食らいついていこうという気持ちで走る事にしました。

いよいよスタートです。
予想通り、いや、予想をはるかに上回るほど、いきなりギアを上げてきました。

僕は5キロにおけるいままでのタイムが、ベストでも29分なので、このスピードには焦りました。

しかし、諦めるには早すぎるので、こちらも負けじとスピードアップ。

練習よりもかなり速いのに不思議と息切れしません。

呼吸も「スッ、スッ、ハー。」を継続させます。背筋はピンと張り視線もまっすぐ前へ。


相手は口呼吸で「ハ~、ハ~。」です。

5キロ25分の人間はこんなにも速く走っているのか。しかしそれにしても景色の流れ方が半端なく速いな、などと感心しながら走り続けます。

以前に比べると恐らく約2倍速く走っているのに、全く息切れしません。
ああ、練習の効果が出てるな。しかしコイツはえ~な。でも俺はしっかりついていけてる。

様々な考えが浮かんでは消えます。

3.5キロほど通過した時点でしょうか。

急に相手の息が大幅に乱れます。

ハッ!ハッ!ハッ!ゼェ、ゼェ!

一方僕はスッ、スッ、ハ~の3拍子を淡々と続けます。

この時僕は勝利を確信しました。

もう息切れしたな。

しかし相手も猛者です。
急にピッチを上げてきました。
おいおい、まだ息の根があるのか。

負けじと僕も加速します。

あとで聞いたのですが、この時彼は僕の心を折ろうとしたらしいです。

残り1キロ。

彼の脚が急激に勢いを失います。

よし、ここだ。

一気に加速。

相手の影は消えました。
結果として、約100メートル差をつけて勝利しました。

タイムは24分40秒。
彼からは「めっちゃ速いなあ。かなり体力あるで!」

今日の練習で、この練習は正しいという確信を得ました。

この調子でがんばろう。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

さすらい

Author:さすらい
アラフォーゴルファー。センス0のアベレージゴルファーが、シングルを目指しています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR