祖母他界と不思議現象
つい先日、祖母が他界した。92歳であった。今日がお通夜で明日が御葬式だ。
昨日、祖母の長女である叔母が、生前に祖母が自作した着物を祖母が安置されている部屋に持っていった。この着物は祖母が「私がなくなったら、この着物を着させてね」と叔母に伝えていたものだ。
祖母は仰向けに寝ていた。
その横で、叔母は親戚たちに「この着物は母が最後に着せてくれってゆうてたんや」など生前の思い出話をしていた。
かれこれ30分くらいしてから、さあ帰るかとなって「おかあさん、もう帰るわな」と祖母の方を見ると、
なんとこちらに顔が向いているではないか!
叔母はそれを見て「母が60くらいのとき、いまから30年くらい前に、この着物を最後着せてくれってぽろって言っただけやったから、もしかしたら私が覚えてて嬉しかったんやろな」と妙に納得していた。
不思議現象はたまにあるよなあ・・・