忙しくても淡々と診療する
流行っているクリニックに勤務している。
夕診は16〜19時なのだが、今日は多くて60人ほどきた。
19時を回ると従業員たちの帰りが遅くなってしまい申し訳ない気持ちがあり、かなり終盤は焦ってしまった。
焦ると、きちんとした診断と治療ができない。
なにより焦っている医者に診られたくないだろう。
19時30分頃に終わり、院長に焦ってしまったことを相談すると、「焦ると結局いろんなことに悪い影響を及ぼす。別に先生は遅くないしいつも通りのペースで良い」と励ましの言葉を頂いた。
自分は診療が遅い方ではなく、どちらかというと速い方だ。
院長は「早い遅いで考えるから、おかしくなる。患者さんファーストなので、質を落とさないようにすれば良い。かといって余計なムンテラや検査をするのは良くない。先生の場合はこのままのペースで良い」と付け加えてくれた。
そう、自分で自分の首を絞めていたのだ。
過信しすぎは良くないけど、ある程度自信を持って焦らず診療していこう。