酷い風邪
16日の朝ふと目覚めると熱っぽくて身体が痛い。13日にB型肝炎のワクチン接種(4月からの病院実習のため義務)の副作用かと軽く思い、すぐ治るだろうと長野へ向かう。
だが一向に良くならない。頭がぼーっとするし歩くのすらしんどい。長野へは新大阪から新幹線で名古屋を経由し特急ワイドビュー信濃で向かうのだが道中ずっと寝てた。
宿に着いても頭が痛くて非常に熱っぽいため次の日に帰る事に。練習もせず何をしに行ったのかさっぱり分からない。今回の合宿は16、17、18日の予定だったんだが、俺だけ無駄足。西医大直前なのに。
宿を出る前に体温計で計ると、なんと38度8分。こりゃあかんわ、B肝の副作用とかじゃなくてインフルやわ、と確信し、父親に電話で聞くと漢方の麻黄湯を飲んどけとの事。合宿には多種多様な薬を持って行っており、特に麻黄湯は9袋ほどあったのでクロカン部員3人にも渡す。
その後チェックアウトして駅に向かうも猛烈にしんどい。さらに腹もごろごろ変な感じ。俺は頭痛持ちではなく人生で頭痛を経験した事は皆無なのだが、今回初めて経験した頭痛というものがこんなに辛いものなのか、やはり他人の気持ちは自分で体験してみないと分からないものだと認識する。
帰宅して親父にインフルの検査をしてもらうも陰性。発症して24時間以内は感知できないので、また6時間程置いてから検査するも陰性。こんなに全身症状が出ているのに違うとは。薬剤師である彼女の勧めでアセトアミノフェンのカロナールを飲む事に。これで熱がけっこう下がって助かった。ありがとう。俺も一応薬剤師なんだが、実務経験ゼロなので彼女の方がはるかに詳しいのだ。おそらくB肝ワクチン副作用と風邪がミックスしたんだろう。
次の日の夜に親父に家で点滴をしてもらい今に至るんだが、こういう時に家が医者だと本当に助かるし、医者ってすごいなと心の底から尊敬する。やっぱ俺も親父と同じ科に進むかも。
昨日の点滴のお陰でいまは熱はほとんど無いし、腹痛も大分治まったがまだ少し変。
23日から現役生活最後の西医大なので21日から長野に行くので、それまでには治したい。